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【お出かけルポ】エコプロ2017へ行ってきましたvol.2「GREEN STORES」編
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【お出かけルポ】エコプロ2017へ行ってきましたvol.2「GREEN STORES」編

「エコプロ2017」環境とエネルギーの未来展(第19回 )@東京ビッグサイト(12/7〜9開催):ルポ隊たなべ

アジアを代表する環境・エネルギーの総合環境展示会「エコプロ2017~環境とエネルギーの未来展」の体験レポート第2弾です。

前回「日本の棚田を学んできた」編に引き続き、『GREEN STORES 2017』コーナーでの探検レポートをお届けします。

オーガニックやエコなど、こだわりの商品を販売するショップが集合

『グリーンストアーズ』についての詳しい説明は↓コチラ

イイモノたくさん大集合♪カラダと環境にやさしいこだわりアイテムいっぱい『GREEN STORES 2017』開催

・・と、その前に

『日本の棚田コーナー』でいろいろお話しを聞いた後、お腹が空いたなぁ〜と思っていると、目の前にド〜ンと飛び込んできたイカした大型バス!

あざやかな黄色が目を引いた『大洗海産物直送便』バス。漁船の大漁旗っぽくてカッコイイ

茨城県大洗港からやってきた“大洗海産物直送便”バスです。このバスはキッチンカーになっていて、産直の新鮮な「シラス丼」をつくって販売していました。※バス裏からの写真しかなくて詳細がわからずごめんなさい。

「大洗新鮮組」移動販売車両キッチンカーについてはこちら

見つけた途端、あっという間に販売の列に並んでしまい、大洗「シラス丼」ランチを堪能させていただきましたよ。

「旨い旨い」と連呼しながら秒殺で完食した「シラス丼」がこちらです

『名産食堂』というテーマのもと、「シラス丼」と並んで宮城県亘理町のいちごスイーツや、各地の名産ジェラートも販売されていて、かなり賑わっておりました。

みやぎ・わたり「いちごグラノーラ」。“朝はいちごDEごはん”というキャッチがかわいい

◆◆◆◆◆

お昼過ぎから各エリアでパネル討論などのイベントもはじまり、どんどん来場者が増えてきて熱気ムンムン。ちびっ子から年配の方まで、幅広い層の人たちが会場を埋め尽くしていました。

さて、お腹が満足したところで『グリーンストアーズ』コーナーへ。

案内パネルを見て、お目当てのショップへ。たくさんあるから迷ってしまいます

『GREEN STORES 2017』コーナー

『グリーンストアーズ』は、メーカー・生産者さんとの会話を楽しみながら、オーガニック・フェアトレード・エコに関わる商品を手にとって買い物ができるエリアになります。

企画運営は、「グリーン」「エコ」などをテーマにしたイベントの企画制作を数々行なっている株式会社ピース・コミュニティ・プラン(NPO法人ビーグッドカフェ)さんです。

身体と環境にやさしいこだわりアイテムを販売する約50社が出展。たくさんの方々とお話しさせてもらいましたが、その何店かご紹介いたします。

島の元気研究所&島の風(沖縄県・伊是名島)

伊是名島は人口約1500人、周囲約16km、沖縄本島北部から北へ約30kmに浮かぶ小さな島です。

那覇からのアクセスがよくないとの理由もあり、観光としてあまり知られていないとのことですが、壮大な自然景観や沖縄の原風景を色濃く残した島なのです。写真で見せていただきましたが、大変素晴らしい風景でした。

そんな伊是名島ですが、実は百姓王国として栄え、沖縄の米どころとして長い歴史を持っています。

パッケージやキャッチもお洒落。お米のカッペリーニが気になりました

お米を精米する過程で出る規格外米を使ってつくられた麺、マカロニ、クッキーやあられなど、さまざまなお米商品が並んでいました。

規格外米から新たな商品を生み出すという取り組みは、すべて島内で行なわれており、雇用の場の創出としての役割を担っているということです。

青と緑と白。とてもキレイな色合わせで、南国の美しい島の情景がうかびました

写真にチラッと写っていますが、島の海水を主原料としてつくられた『海のようなゼリー』という商品もありました。写真撮り忘れちゃって悲しい…。気になる方は島の元気研究所さんHPでチェックしてみてください。

「島の元気研究所」のサイトはこちら

F2R Laboratory(福島県)

農産物廃棄ロス軽減の取り組みとしてドライフルーツをつくっている『F2R Laboratory』さん。メディアでも多く取り上げられており、こちらのファンという方も多いと思います。

ドライフルーツ大好きなので、いっぱい買ってしまいました。自然の甘みと美味しさに感動

自然の美味しさを抽出、飲むドライフルーツ「FuRyu」の原料は、農家さんでつくられた規格外のくだもの。キズや大きさの不揃い、獲れ過ぎて店頭に並べなかったものなどを、余すところなくおいしく食べてもらいたいという思いでつくられています。

人気No.1の「ご縁りんご」。“ありがとう”を伝える贈り物や挨拶、ウェディングにもオススメ

カラダやココロはもちろん、農家さんにもやさしくて、地球にもやさしい。しかもとってもおいしい。

“ハッピーサイクル”をつなげていきたいという『F2R』さんの想いがつまった、エシカルドライフルーツでした。

「F2R Laboratory」のサイトはこちら

NaturaMoon(東京都)

かわいい“くまこ”ちゃんマークが目を引く『NaturaMoon(ナチュラムーン)』さん。日本初の高分子吸収剤不使用の生理用品として誕生したブランドです。

こちらのブースを見つけた途端「あっ!コレすごいんですよ!」と駆け寄っていった編集ゆうな氏。以前、こちらの生理用ナプキンを勧められて使ってみたら、あまりの心地良さと素晴らしさに驚愕したとのこと。

昔から悩みの種だった生理痛がなくなったうえに、生理期間が短くなったと。さらに、布ナプキンを使うのはなかなかできないけれど、その代用として使える。今はこれナシでは無理です…と、自らの体験談を交えて力強く教えてくれました。

ゆうな氏にもオススメしてもらいお買い上げ。すべて天然素材ってこんなにもスゴいんだね…驚いた

『NaturaMoon』のスタッフさんとのお話しも、2人で真剣に聞きまくり&質問しまくりでした。テンション高めな私たちにおつき合いくださり、感謝しております。

布ナプキンの快適さと紙ナプキンの便利さをかけあわせた新感覚ナプキンの他にも、「ナチュラル」「エコ」「自然派」をコンセプトにした女性にやさしい商品を取り扱ってるそう。ぜひチェックしてみてください。

「NaturaMoon」のサイトはこちら

YOKOHAMA WOOD by Tomato Batake(神奈川県)

原材料の選定から加工工程、塗装、仕上げに至るまで、一切薬剤を使用せず、安全にトコトンこだわった食器づくりをしている木材食器メーカー『YOKOHAMA WOOD by Tomato Batake』さん。

無薬剤の食器ということでとてもシンプル。子育て世代の方にも好評とのことです

200年以上の歴史を持つ箱根細工、300年以上の歴史を誇る小田原漆器の伝統技術を継承し、「安全で使いやすく、永く愛用してもらえる」というコンセプトで造られています。

どれも温かみのある印象。カトラリも豊富にそろっていました

今後も「日本の放置山林の安全な木を使用したシリーズ」「海外の原生林の間伐材を使用したシリーズ」「カラダにも食器にもやさしい石鹸」など、伝統や文化を受け継ぎながら、環境にも配慮した商品を展開していくそう。

公式サイトでは、安全の実績や伝統の手法など、貴重な部分をたくさん公開されています。新たな展開も楽しみですね。

「YOKOHAMA WOOD by Tomato Batake」のサイトはこちら

Re Loop(奈良県)

“こだわることに糸目をつけない”そんな靴下職人しかいない靴下工場『SOKI』。

なんとも“そそられる”キャッチコピーの『SOKI』さんの出展ブースでは、素材と風合いを大切にして編み立てた、こだわりのソックスブランド「Re Loop」が販売されていました。

と同時に、そこではワークショップが開催されており……

ゆうな氏が靴下づくり体験をしている後ろ姿。次回詳しくお届けします!

…写真のように、楽しくワークショップ体験してきました。

こちらはまた次回、詳しくお伝えしたいと思います。

◆◆◆◆◆

食料品から雑貨・衣料、コスメまで、わたしたちの生活に密着したイイモノがたくさん集まっていて、どれもこれも素晴らしかった。

使う人を思い、地域を思い、地球や未来のことを思い…目先のことだけを考えていない人たちの創り出すモノが魅力的なのは当然ですね。そんな当たり前のことに気づかされた貴重な時間でした。

・・・次回「チャリで靴下づくり編」に続きます。

前回「日本の棚田を学んできた」編はこちら

 

 

コラム製作 ライター たなべりえ

大卒後、アパレル、出版、印刷、広告、編プロなどなど荒波にもまれて育つ。ライターなのかエディターなのかディレクターなのか…とにかくなんでもします。ひらがな名で活動中。地方の情報誌で編集長をしてた頃、見知らぬストーカーに追い込まれた武勇伝あり。SNSは野球アカとか飲みアカとかtwitterインスタ保持中&facebook塩漬け中。セレブなママ友をいっぱい持っているのがウリ。そこにビールがあればいい、 欲望のまま生きてる庶民です。
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