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メロンより甘い!?「八ケ岳生とうもろこし」諏訪の国ブランド認定第一号認定
イベント 農業 地域創生 諏訪の国

メロンより甘い!?「八ケ岳生とうもろこし」諏訪の国ブランド認定第一号認定

2016年から行われている「諏訪の国」観光プロモーション。

その一環として、諏訪の魅力ある商品を伝える「諏訪の国ブランド認定制度」がスタートし、7/31(火)に開催されたその第一回目の認定イベントに参加してきました!

ビストロ バーンヤード

認定式会場は、キラリト銀座7階にあるbistro BARN YARD GINZA(ビストロ バーンヤード ギンザ)

「Farm to table」をテーマに、産直食材を使った料理を提供しているビストロで、食べ手の「安心安全」はもちろん、よい食材を新鮮なうちにテーブルへ届け、「生産者の熱い想い」までも伝えることを大切にしているそう。

ビストロ バーンヤード店内

店名である「バーンヤード」は「納屋の庭」という意味だそう。

食材はもちろん、ワインも、生産者の顔が見えるものを取り扱っており、世界各地のワインが常時1,500本以上、しかもそのほとんどがビオワインというこだわりも。また、デザートにも力をいれており、専任のパティシエが作る産地直送食材のデザートを楽しめます。

今回はそんな、「食材」とその作り手の想いを届けるビストロ バーンヤードで、認定商品、そしてその食材を使ったデザートも披露されます。

メロンより甘い!?「八ヶ岳生とうもろこし」

諏訪エリア観光特使の藤森慎吾さん

諏訪エリア観光特使の藤森慎吾さん

とうもろこし畑のように本物の茎がレイアウトされた会場に登場したのは、諏訪出身で諏訪エリア観光特使の藤森慎吾さん。そして、ブランド認定第一号商品である「八ヶ岳生とうもろこし」の文字が。

八ヶ岳生とうもろこし

第一号商品に認定された「八ヶ岳生とうもろこし」は標高1000mを超える八ヶ岳の山麓で育てられた、甘みたっぷりのとうもろこし。その甘さは最盛期で20度を超えるそう!

20度というと、フルーツの中でも甘みの強いメロンよりも、さらに高い度数で、野菜とは思えない甘さなのだとか。さらにその甘さだけでなく、生で食べられる品種として育てられたのが「八ヶ岳生とうもろこし」です。

そんな「メロンより甘い」とうもろこしを育てているのは、「HAMARA FARM」を運営する株式会社ベジパングの代表折井さん。

折井さんは地元諏訪にUターン就農した若手の農家さんです。今回は認定式のために、とうもろこしが一番美味しい「採れたて」を楽しんでもらおうと、なんと畑から軽トラでとうもろこしを茎ごと持ってきてくれたそうです!

茎ごと会場に設置されたとうもろこし

飾りかと思っていたとうもろこしの茎には、たくさんのとうもろこしが生っていました!

通常であれば、農家さんだけの特権とも言える、採れたてのとうもろこしの美味しさを、銀座のど真ん中で味わえるとは、なんとも贅沢な認定式です。

美味しそうなとうもろこしを選び、「収穫どきのとうもろこしは自分から今がおいしいときだとアピールしてくるんですよ!」折井さん。

「女性の機嫌なら顔を見ればわかるんですけどね…!」と藤森さんとの掛け合いで会場に笑いを誘います。

皮をむいたばかりのとうもろこし

皮をむくとつやつやとしたとうもろこしの粒が!
まるで茹でたあとのように濃い黄色をしています。

生のままとうもろこしを食べる藤森さん

試食した藤森さんは、「甘い!!甘うぃ〜ね!!プチプチとした食感もいいし、果汁がジュースの様にあふれてきて、ジューシーで美味しい!」と大絶賛。

「標高の高さ、そして諏訪の大地の恵みあってこその甘さ、美味しさです」と、折井さんは誇らしげに話していらっしゃいました。

諏訪の国ブランド認定証の授与

そして、藤森さんと同じ小学校出身だというビストロ バーンヤードの代表、関さんも登壇し、「諏訪にはさまざまな観光資源があり、自然もあり、素晴らしい食材もある。我々は「Farm to table」というコンセプトで生産者の熱い想いを伝え、諏訪の魅力も伝えていきたい」と語りました。

とうもろこしアイスクリームを食べる藤森さんと農家の折井さん

そして、「八ヶ岳生とうもろこし」を使ったスイーツを手に登場したのは、篠シェフ。とうもろこしのアイスクリーム、パウンドケーキ、ムース、ババロア、マカロンと、美味しそうなスイーツに姿を変えた「八ヶ岳生とうもろこし」についてシェフは、「甘さもしっかりあるけれど、コクも香りもあってとても使いやすい」とその魅力と可能性を伝えました。

アイスを試食した藤森さんも、
「とうもろこし自体の甘さが感じられて美味しい。とうもろこしにスイーツのイメージはなかったけれど、きっと「八ヶ岳生とうもろこし」だからこそこの美味しさが出せるのだと思う」と、その美味しさに驚いていました。

とうもろこしアイスクリーム

とうもろこしパウンドケーキ

とうもろこしムース

とうもろこしババロア

とうもろこしスイーツ盛り合わせ

生のとうもろこし

生のままで食べると、蒸したのとは違うシャキシャキとした食感で美味しい。

参加者にもスイーツが振舞われ、実際に食べてみると、とうもろこしそのものの甘さや美味しさが感じられ、こんなに味わい深い食材だったのかと驚かされました!

藤森さん、折井さん、関さん

藤森さんは、
「こんなに美味しいとうもろこしを育ててくれた折井さんに感謝したい。そして、素晴らしい人材が地元諏訪で活躍してくれていることにも。」と語りました。

今回のコラボスイーツは8/1〜31までビストロ バーンヤードで楽しむことができるそう。

生とうもろこしスイーツプレート

価格|1,500円
内容|アイスクリーム・ムース・ババロア・パウンドケーキ

また、折井さんが運営するHAMARA FARMでは「朝どれ生とうもろこし」の無料収穫体験も実施するそうです。

収穫体験

実施期間|8/18〜9/30(9月は土日祝のみ)
体験費用|無料
定  員|確実先着20名まで
予約方法|楽天トラベル・るるぶトラベルでご予約可能

 

折井さんは、「観光と農業をつなげて、もっと多くの方に味わっていただき、魅力を感じてもらいたい」と想いを語りました。

今回会場となったビストロ バーンヤードの「Farm to table」というテーマのように、作り手の想いが届くことで、その魅力や美味しさが何倍にも伝わること。そしてその想いを知ることで、「何を選んで食べていくか」につながっていくと感じました。

 

 

諏訪の国公式サイト

http://suwanokuni.jp

 

 

コラム製作 ゆうな

絵を描くこと、ものづくりが好きで高校からデザインを学んで某美大へ。卒業後は企画を学びに代理店に就職。 プランナーという名の何でも屋だったので、マンガ連載や似顔絵作成など、まったく関係ない能力が色々と身につく。ライターとしては勉強中。 今より約10kg以上も太っていた過去が…! 自力で食の勉強をするうちに大の料理好きに。今は痩せた幸せと玄米を噛みしめている。 料理好きが高じて最近では釣りや陶芸、包丁も柳刃や出刃まで揃えて自分で研いだりしているが、「女子力っていうか、凝り性なおじさんに近いよね」という友人の指摘は概ね間違ってはいないと思う。
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