寝かせ玄米の作り方
お客さまから「結わえるの寝かせ玄米は本当においしい!」と嬉しいお声をたくさんいただいています。
またその一方で、「自分で寝かせ玄米を炊いてみたら全然おいしくなかった」というお声も。
そこで今回は、おいしくできる寝かせ玄米の作り方をご紹介していきます!
TOPICS
・用意する道具
・寝かせ玄米の材料と作り方
・一般的な圧力鍋を使う場合
・玄米を寝かせる
・余ったときの保存方法
・こんなときどうする? Q&A
用意する道具
1|ヘイワ圧力鍋(6合炊)
2|泡立て器
3|ザル
4|ボウル
5|保温ジャー
玄米をやわらかく炊くには、圧力鍋が必須です。なかでも、結わえるおすすめの「ヘイワの圧力鍋」は内鍋が付いていて、内鍋と外鍋の間に水を入れて湯煎状態で炊くので、玄米をよりおいしく炊くことができます。
寝かせ玄米の材料と作り方
玄米だけで炊くのもいいですが、雑穀を加えることでより甘みや香ばしさが増し、さらには玄米にはない栄養素を摂ることができます。結わえるの一番人気は小豆ブレンドですが、今回は人気急上昇中のもち麦を使用して炊いていきます。
※玄米と雑穀は、合わせて6合分(=ぴったり900g)になるように配合してください。
作り方
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01玄米を洗う
玄米と雑穀をボウルや内鍋に入れて洗う。1回目の水はすぐに捨て、再び水を注ぎ、泡立て器でガシャガシャとかき混ぜるようにして3〜4回洗う。目安は1回につき20回転。
泡立て器を使って混ぜることで、玄米の表面に傷がつき、水分が浸透してやわらかく炊き上がります。
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02浸水させる
玄米が隠れる量の水を入れて1時間浸水させる。その後、ザルにあげて水気をしっかり切る。
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03玄米と雑穀を圧力鍋に移し、水と天然塩を入れてまんべんなく混ぜる
玄米と雑穀を内鍋に移して内鍋用の水920mlと天然塩を入れ、塩と雑穀が均等になるよう泡立て器でかき混ぜる。圧力鍋の外鍋に水600mlを入れ、その中に内鍋を入れる。
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04火にかける
ふたをして中火にかけて、圧力がかかるのを待つ。おもりは重い方(金色)を使う。
おもりが揺れ出すまで30分かかるのが理想の火加減。
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05加圧する
「シュシュシュシュ」と鳴り出し、おもりが安定して揺れ出したら、さらに30分炊く。火は中火のまま。ヘイワの圧力鍋は、ガスコンロの自動消火センサーを活用した構造のため、自然に火が消えます。中火にかけて30分後におもりが揺れ出し、その後30分で自然に火が消えるのが理想の火加減です。
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06炊き上がり
火が消えたら60分ほどそのまま置き(蒸らし)、圧力が抜けたらふたを開ける。
一般的な圧力鍋を使う場合
お持ちの圧力鍋の容量に合わせて玄米と水の量を調整し、手順1〜手順4までは同じ手順で炊き始めます。
一般的な圧力鍋に内鍋はありませんので、水加減は玄米の1.3〜1.4倍を目安にしてください。
・加圧する際(手順5)は、中火で火にかけ、圧力がかかったら、弱火にして20分加圧します。
・炊き上がり(手順6)は、火を消して自然に圧が抜けるまでそのまま置き(蒸らし)、圧力が抜けたらふたを開けてください。
※圧力鍋によって差がありますので、水加減や加圧時間、蒸らし時間は調整してください。
玄米を寝かせる
玄米が炊けたら、炊き立てを保温ジャーに移して寝かせます。
作り方
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01保温ジャーに移す
十字にしゃもじを入れ、全体を混ぜながら玄米ごはんを保温ジャーに移す。
保温ジャーが無い場合は、炊飯器の保温モードでOK。
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02山型になるように整える
保温ジャーの中は乾きやすいので、側面にごはんが付かないよう山のように盛っておく。
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031日に1回混ぜる
1日1回、上下にしっかりよく混ぜる。
寝かせ玄米は、3日〜4日寝かせたものがもちもち感が強く、甘みとうまみもあり、おいしく召し上がっていただけますが、必ず寝かせなければいけないものではありません。「炊き立てが好き」という方は炊いたその日から食べ始めてOKです。
寝かせる場合は3〜4日で食べきること、毎日玄米を食べることが一番大切です。
余ったときの保存方法
余ったときは、1食分ずつラップで包むか、保存容器に入れ、粗熱が取れたら冷凍保存しましょう。
食べるときは電子レンジで加熱するか、容器から取り出して蒸し器で温めてください。
自然解凍はおいしくないので、上記の方法で一度火を通してから食べるのがおすすめです。
冷凍したら1ヵ月程度で食べきりましょう。
こんなときどうする? Q&A
寝かせ玄米の炊き方や食べ方、楽しみ方について、よくいただく疑問をまとめました。
Q.保温ジャーに玄米ごはんを入れたままでも腐りませんか?
A.保温ジャーに入れて、3〜4日間で食べきれば大丈夫。
保温ジャーの温度は70℃の高温状態が保たれているため、菌が増殖して腐る可能性は低く、寝かせながら3〜4日間は食べられます。ただし、外から雑菌が入らないよう、ジャーのふたを開けっ放しにしないようにし、ごはんを混ぜる時は、よく石鹸で手洗いをして、清潔なしゃもじを使うようにしましょう。
Q.IHでも圧力鍋で炊くことはできますか?
A.オールメタル対応のIHなら炊くことができます。
結わえるがおすすめしているヘイワ圧力鍋はアルミ製なので基本的にはIH(電磁調理器)に対応していません。ただし、オールメタル対応の電磁調理器、ラジエントヒーターでは使用できます。これらに当てはまらない場合、カセットコンロを使うか、IH対応の圧力鍋を使って炊きましょう。
Q.寝かせ玄米は酵素玄米と同じですか?
A.寝かせ玄米は「酵素玄米」ではありません。
寝かせ玄米は特殊な圧力釜で炊いて、70℃以上で高温保存させた結わえるオリジナルの玄米ごはんです。 高温のため酵素は活性化しませんし、発酵もしません。
Q.なぜ寝かせるのですか?
A.おいしさを追及した結果です。
寝かせることで発酵したり、酵素が増えたり、栄養価が上がったりはしません。とことんおいしさを追求した結果ですので、ご家庭では炊いた日から食べて、寝かせながら3~4日程度で食べ切りましょう。
Q.保温ジャーの容量が炊いた量より小さい場合は?
A.保温ジャーに入らない分は冷凍しておきしょう。
一度冷凍した玄米ごはんは、電子レンジで解凍してから保温ジャーに入れ、そこから好みの日数寝かせれば、寝かせ玄米になります。炊ける量よりも、保温ジャーで保温できる量が小さい場合はこの方法がおすすめです。
Q.どうして圧力鍋で炊く必要があるの?
A.玄米の硬い果皮をやわらかくするためです。
玄米を硬くてパパサパサにしている一番の原因は果皮です。この果皮は食物繊維のかたまりで硬いので、圧力鍋で炊飯し、やわらかくする必要があるのです。
最後に
今回は、ご要望の多かった寝かせ玄米の正しい炊き方について紹介しました。寝かせ玄米で、ラクにおいしく健康を続けてくださいね。
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