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【二十四節気の一汁】清明の一汁「桜えびとみつばのとろろ吸い物 」
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【二十四節気の一汁】清明の一汁「桜えびとみつばのとろろ吸い物 」

カレンダーで時おり見かける、立春や冬至といった季節の変わり目。
これらは二十四節気(にじゅうしせっき)と呼ばれ、太陽の動きをもとに、春夏秋冬をさらに6分割した期間です。
その時期ごとに食べると縁起がいいものや、季節の変わり目にとりたい食材のヒントが隠れていたり。

この連載では、寝かせ玄米によく合う一汁を、二十四節気の移り変わりとともにご紹介していきます。

■TOPICS

・清明(せいめい)
・清明の過ごしかた
・清明に旬をむかえる食材
・清明の一汁レシピ「桜えびとみつばのとろろ吸い物」

清明(せいめい)


あっという間に桜が満開を迎え、そして散りつつあるこの頃。
新芽が出てきて葉桜になっている木もちらほら見られます。

今年は外出を控えることも多くなってきたので、
桜の見頃を見逃した方も少なくないはず。
この頃、生物がいきいきと活動し始める節気「清明」がやってきます。

 

清明の過ごしかた


2020年の清明は4月3日から4月18日までの期間にあたります。

清明は、春の澄んだ空気や明るい陽の光が万物を照らす様子を表している「清浄明潔」という言葉が由来とされています。
世間では新しい年度の始まりでもあり、通常は入学式や新年会などの晴々しいイベントが行われる頃。

今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、このようなイベントごとも中止となり、自宅待機となることが多くなっていますね。
家で過ごす時間、今年の清明は家庭菜園やガーデニングなどにトライしてみるのはどうでしょう。日差しも暖かくなり、日照時間も長いので種・苗植えにぴったりの季節でもあります。
トマトやなす、オクラ、ピーマンなどの野菜や、ハーブですとバジルやしそなども育て始めるのに良い季節です。
 

清明に旬をむかえる食材


春先には青々とした葉野菜が並びますが、緑が美しいみつばも旬を迎える野菜の一つです。
特有のさわやかな風味は料理を上品な味わいに仕上げ、飾りとして使われることも多いですが、おひたしや和え物などにメイン食材として使うのもおすすめ。
栄養素としては、血液や骨の健康にかかわるビタミンK、女性に嬉しい葉酸などが比較的多く含まれます。
ぜひ、旬のおいしいみつばを味わってみてください。
 

清明の一汁レシピ「桜えびとみつばのとろろ吸い物」


今年は桜を見る機会が少なかった方も多いと思うので、食卓に桜色を彩って春を感じてみませんか。旬のみつばの香りが清々しく、目にも舌にも楽しめるお吸い物です。長芋のとろろを入れ、とろりとした食感で食べ応えがあります。

材料(2人分)

長芋
6cm(約80g)
みつば
1/4束
釜あげ桜えび
大さじ2
和風だし
400cc
みりん
小さじ1.5
しょうゆ
小さじ1.5
ひとつまみ

作り方

  • 01長芋はすりおろしておく。
  • 02みつばは3cm幅に切る。
  • 03小鍋にだし、みりん、しょうゆ、塩を入れて弱火にかけ、ふつふつとしてきたら長芋を入れて軽く混ぜ、桜えびを加えて火を止める。
  • 04器に盛りつけ、みつばを入れて完成です。

    ※桜えびは釜あげが無いときは、干し桜えびでもOKです。その場合は、長芋を入れる前に入れて、さっと煮てください。

 

華やかな桜色の汁物で春を感じて

桜が見頃を迎えて植物が生き生きと輝き出す清明、本来であればお出かけに適した季節なのですが、今年は外出を控え、気持ちが落ち込みがちになることもあると思います。

旬の食材で春を感じてみたり、家庭菜園やガーデニングで自然に触れるなど、お家で過ごす時間を工夫して、春を楽しんでみてはどうでしょう。

次回の節気は、穀物を潤す雨が降る節気「穀雨」です。お楽しみに!

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コラム製作 管理栄養士 北田

管理栄養士ライター、ファスティングマイスター。 旅行が趣味で国内・海外とよく旅に出てはおいしいものを食べ歩いているが、いつまでもおいしいものを食べるための健康づくりに、普段は玄米食でメリハリをつけている。
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